旅行へ行って困るのが、布団に入っても寝付けないこと。
最初は枕が合わないのかと思った。枕が変わると寝れない、というのはよく聞くので。
それか、旅館の布団が分厚くて暑いからなのか。
旅館でなくとも、ビジネスホテルなら喉が乾いたり皮膚が乾いたりと乾燥にやられる。
このへんが主な原因かと思うが、しかしそんなはっきりした事情ではなく、そもそも「環境がいつもと違う」だけで眠れなくなる繊細タイプもいるらしい。
いや「タイプがいる」っていうのは変か。
そういう人たちのことを、そういうタイプと名付けて呼ぶことにした、というのが正しい。
まあとにかく、自分もそれなのかな、とずっと思っていたが、ここで新たな可能性が浮上した。
友達と同室で眠るから寝付けないのではないか。
ふだんはもちろん部屋に一人で寝ている。
そして実は、少し前に行った一人旅ではビジネスホテル的なところに泊まったが、わりとしっかり寝られたのだ。
もちろん、きちんと乾燥対策に加湿器つけて肌にクリーム塗って、寒かったので毛布を借りて、更には寝る前にストレッチもした。これに効果がないとは言えない。
でも一番大きな違いは、一人か否か。
つまり…友達と一緒だと寝れない。
おいおい我が身体よ、今後は永遠にぼっち旅にしろってことなのか…?